座間味でダイビング 2日目

午前6時になると、港の三方を囲む山から蝉の大合唱が始まる。桟橋に照りつける日差しはすでにきつい。真っ青な空には雲が点々と浮かんでいる。
昨日に続いて、眠りが浅い。クーラーが苦手なので開け放している窓の下を通る人々の声で起きてしまう。明け方には鳥の声。夢が浅いのだろう、なぜか飛んできたボールを受け取ったり投げ返して目覚めたりもする。暑さのせい、それとも母親の病状を気に掛けているだろうか。

午前のポイントは大好きなニシバマ。船は3隻しか留められないルールなので待っているとすぐにダイバーたちがあがってきた。繋留場所を確保したので、装備をつけて24mの根の上からダイレクトに潜行。やはり濁りがあり、なかなか根がみえない。
先ずはバイオレットオトヒメエビの棲む穴に直行。ビデオライトの光量を落として覗くとお休み? いや、わずかにハサミの先だけが見える。2灯のビデオライトを間接照明のようにして待つこと1分。少しずつ出てきそうな雰囲気があり、やがて全身を見せてくれた。
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次にホワイトソックスを撮影しようとすると、そこにはウツボがいて、アカシマシラヒゲエビのクリーニングを受けている。やたらと口を開けているので、もしやと思い、ねばってみたら、ほんの数秒だが口内クリーニングあり。ここではアザハタの方が絵になるけれど、こういう被写体はうれしい*。ホワイトソックスもウツボのクリーニングに参加していた。
13mの根に移動。キンメモドキとスカシテンジクダイがたくさんついていた。そのせいか、穴の中にはハナミノカサゴが大小併せて6匹いた。
バブルコーラルシュリンプは世代交替なのだろうか。3mmくらいのが移動していた。ビデオでの撮影はもちろん、老眼での観察も無理。
船の下への移動中に大きなタコがいた。小魚たちのアタックを受けている。弱っているのかもしれない。
以上、非常に満足なダイビングでした。

午後のダイビングポイントはニタ洞窟。事前にその可能性があるということを聞いていたので、普段はモニターを閉じたままハウジングにいれているビデオカメラを、マニュアル操作のできるように開いた状態でセット**。「明るさ」を調整するためだ。オートでは明るすぎるから。
少し距離があるので、今回のために買った長袖フード付きの紫外線カットシャツを着た。島影から出た途端に、風と潮に押されたうねりで船首側は大きく上下する。
洞窟の手前で、安弘さんがカニ(名称不明:名前をご存知の方がいたら教えてください)を見つけてくれた。じっと動かずに固まっているその姿は石ころにしか見えない。私にとっては初。「海の甲殻類」というハマにある唯一のカニの図鑑の端から端までめくってみたが、該当なしであった。
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洞窟の中には天井の隙間から夏の日差しが落ちていた。「明るさ」をオートからマニュアルに変え暗くなるようにボタンを押そうとするもののグローブが隣りに触れてオートに逆戻りを繰り返す。結局、グローブの先端を切断している右手で操作して解決。
   ハウジングSVH-CX500のボタンは小さい:対策
    http://20564487.at.webry.info/201102/article_21.html
ミナミハタンポ幼魚の群れも見事。小振りながら、やはり暗いところで撮影すると映える。
一度洞窟を抜けてから隣りの洞窟へ。底の岩に真上からの光がきれいに揺らめいていた。洞窟を一度出たところにあるタイドプール(潮溜まり)の水温は30℃。水温差で揺らぎがみえる。その水面を鏡にして姿を映しながらキビナゴが行ったり来たりする。
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夕方、ビデオ画像をパソコンに取り込んでいてガックリ。
*直前にウツボがくしゃみのように水を吐き出し、砂が巻き上がり、フォーカスが砂に移った時にエビはウツボの口の中にはいっていた。
**少し暗くしすぎてしまい、月光が漏れているようになってしまった。
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反省は次へのステップ。次回を期待!

池○さんと椎○さんは本日がラストダイブ。見送るうちは余裕があるけど、見送られる時は未練が残る。それも座間味での時間の一頁。

昼に自宅に電話。音沙汰のないのは無事の印、と今まで座間味から電話したことはなかったので、びっくりしていた。けれど、「別に変わりない」という父親の言葉に安堵。何も憂えない沖縄モードに少し近づいた気がする。
今夜は深く、眠れるだろうか。

本日読みきれなかった本 服部真澄:エクサバイト

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