3Dのテレビは普及しないでしょう
パナソニックから家庭用の3Dビデオカメラ「HDC-TM750/650」が8月に発売されるそうです。ビデオカメラの前に3D用のレンズを装着して撮影するもので、2Dの1920×1080の画素を右用と左用とで半分ずつ使って記憶させるそうです。これにより3Dテレビを買ったけれど、見るものがないという不満が解消されることが期待されるといいます。
が、個人的には3D映像が、広く一般的に普及することはないのではないかと考えています。
音響の世界でもステレオに変わる立体感ということで「CD-4」など4つのスピーカーを用いたシステムが1970年代に発表されましたが、ソフトの不足や規格の乱立で消滅し、現在でもステレオです。結局、人間の耳は2つだったということでしょう。
人間の目も2つです。例えば正面30cmの人差し指を両眼で見る時に、交互に目を閉じて確認すると、片眼からの画像のみを利用していることがわかります。つまり両方を均等に使っているのではなく、どちらかを優先させているのが普段の状態です。映画館で見るのなら3D映像も良いかもしれませんが、日常生活ではやがて違和感の方が話題性を超えるようになると思います。
また特に接写の場合、3Dでは奥行の調整が未熟だと実際より突出したり平板に見えたりしますし、家庭で寝転がってみることはできないのも、やがて廃れる理由になるのではないでしょうか。
手術や検査、彫像などの美術品、景観など特殊な用途にのみ用いられるようになると考えています。また2Dの映像を必要に応じて3D化する技術も現時点ではレンダリングが必要ですが、コンピュータの性能があがれば可能となるでしょう。
【その後の記載】
3Dの映像に対する日本眼科医会の懸念(機関誌である「日本の眼科」の11月号(81巻11号)について問題点と対策を下記に紹介しました。
http://20564487.at.webry.info/201011/article_27.html
が、個人的には3D映像が、広く一般的に普及することはないのではないかと考えています。
音響の世界でもステレオに変わる立体感ということで「CD-4」など4つのスピーカーを用いたシステムが1970年代に発表されましたが、ソフトの不足や規格の乱立で消滅し、現在でもステレオです。結局、人間の耳は2つだったということでしょう。
人間の目も2つです。例えば正面30cmの人差し指を両眼で見る時に、交互に目を閉じて確認すると、片眼からの画像のみを利用していることがわかります。つまり両方を均等に使っているのではなく、どちらかを優先させているのが普段の状態です。映画館で見るのなら3D映像も良いかもしれませんが、日常生活ではやがて違和感の方が話題性を超えるようになると思います。
また特に接写の場合、3Dでは奥行の調整が未熟だと実際より突出したり平板に見えたりしますし、家庭で寝転がってみることはできないのも、やがて廃れる理由になるのではないでしょうか。
手術や検査、彫像などの美術品、景観など特殊な用途にのみ用いられるようになると考えています。また2Dの映像を必要に応じて3D化する技術も現時点ではレンダリングが必要ですが、コンピュータの性能があがれば可能となるでしょう。
【その後の記載】
3Dの映像に対する日本眼科医会の懸念(機関誌である「日本の眼科」の11月号(81巻11号)について問題点と対策を下記に紹介しました。
http://20564487.at.webry.info/201011/article_27.html
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